お米のおいしい炊き方

米を研ぎおわったら、おいしく炊き上げましょう。

ここで一番のポイントになるのは炊飯器です。
古い炊飯器の場合、炊き上げ性能が弱っていることもありますので、新品の製品を購入するとよいでしょう。

最近はプラチナフッ素加工や真空加工、遠赤外線炊き上げなど、高性能な炊飯ジャーが多くなってきています。

たとえよい銘柄のお米を使っても、マシンの性能がよくなければ、芯がかたかったりすることもあるので注意しましょう。

~ 炊き方の手順 ~

炊く前に米を水に浸しておきます。
だいたい30分~1時間程度で十分ですが、このへんは気分で決めてください。
おかまの下に物をはさんで少し傾け、微量の水道水をちょろちょろ流し続けながら浸しておくのもありです。

この際、水の勢いがよいと米粒まで流れてしまうので注意してください。

また、気分といっても、10分とかはだめです。
半透明な米が白濁するぐらいにするとよいでしょう。

浸し終わったら一旦、水を流し切ります。
そして実際に炊き上げる水を適量注水してください。
この注水作業をする際、ひとさし指の第一関節といわれていますが、米の分量によっても違うので、かなりアバウトな量になってしまいます。

なので、かまに付いている目盛りを参考にすると便利です。

基本は米:水=1:1.2程度ですが、浸水したあとは水の含有量が増加しますので、ほぼ1:1の同割合で炊き上げるとよいでしょう。